しろいおしっこ

てきとうです

新訳枕草子

 

春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。

 

 

夏は黄猿。夏の日差しの中、ワンピースを着てふちが大きめの麦わら帽子を被ったお嬢様系の黄猿がペットボトルの水を飲んでいるギャップと爽やかな風になびかれてる。

 

 

秋は黄猿。秋の雨の日に、海軍大将らしい長靴履いて傘を差して花歌を歌いながら駅の改札で人を待っている。

 

 

冬は黄猿。真冬の雪の日にマフラーした黄猿が白い息を吐きながら片方の手袋を外して降ってくる雪を手に乗せて嬉しそうに眺めてる。